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全身を流れている血液は心臓から肺へ行き、肺で酸素をもらってから再び心臓から動脈を通って末梢の毛細血管へ流れてゆきます。そこで酸素と二酸化炭素を交換してから静脈を通り心臓へもどってきます。 |
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心臓というポンプにより送り出されている動脈の血液と異なり静脈には送り戻すポンプがありません。しかし足の先から重力に逆らって1メートル以上も上にある心臓へはどのように戻ってくるのでしょうか。
実は、ふくらはぎが第2の心臓となり、血液を送り出しているのです。(心臓の動きや呼吸運動により胸へ吸い込まれる力もありますが・・・)
ふくらはぎのポンプ(筋・静脈ポンプ作用)により足の浅い(表面に近い)ところの血液は深部へ吸い込まれ、歩いたり走ったりした時の筋肉の収縮により上方へ押し出されます。 |
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ところが、このふくらはぎのポンプは心臓のポンプほど強力ではないので押し出した血液が戻ってこないように、また深部へ吸い込まれた血液が浅いところへ逆流しないように静脈には「逆流防止弁」があります。
この「逆流防止弁」が壊れてしまうと血液は重力の法則で足の方へ下がってしまったり、深部の静脈の血液が表在の静脈へ逆流し、そのため表在の静脈がその水圧でふくれあがったりします。これが静脈瘤です。
ほとんどの静脈瘤が大伏在静脈の逆流によるものです。 |
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(上図)
足の静脈の、下腿筋弛緩、下腿筋収縮と、弁が働かず逆流がある場合。
(左図)
静脈弁の正常な場合と異常をきたしている場合。 |
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